「じゃ、付き合ってるんじゃねーんだからやましいことすんじゃねーぞ?」
「しないし
さっさとどっか行け!」
「オー、怖怖」
「頑張ってね冬羽♪」
若干喧嘩になりかけた春翔くんは夏那ちゃんを連れてそそくさと立ち去って行った
2人がいなくなって少し気まずい沈黙……
「なんか、ごめんね…っ」
「いや、俺の方こそごめん」
そんな会話をして、私達は少し間があるけど隣に並んで歩き出した
この前手をつないだ時は近く感じたけど
今日はやたらと遠く感じるなぁ…なんて
「クーラー壊れたら辛いよね〜…」
「つらいつらい
残りの夏休み地獄だなー」
「扇風機で我慢我慢っ♪」
「あははっ!だねー」
ようやくいつもの調子に戻りながら
秋くんと並んで歩く感じはなんだかこそばゆい
周りから見たらカップルかな?
って、そんなわけないか
そもそも人がそんなにいないしね
なんてことを喋りながら考えていた



