そのまま車に優音と乗るかとおもったら優音はそのまま会議があるからと別の車にのって行ってしまった

今日の出来事を全て夢にできたらいいのに・・・
そしたら、水族館も甘いキスもこの洋服も全て妄想になるのに・・

私は幸せだったあの時間は夢だと思う事にして洋服を着替えると部署に戻った


「朱莉ちゃんっ」

私の名前を呼んだのは紛れもなく奈津さんだった
なにか興奮してるみたい・・

「すみません。いきなり抜けてしまって・・・」

私が誤ると奈津さんが

「なに言ってるのよ!!あの冷酷な社長が社員を連れ出して会食なんて・・。びっくりしたよ!!なにがあったかは深く聞かないけど話したい時がきたらなんでも言ってね!」

奈津さんが気が利く上司で良かった・・・