読んで下さった皆様、どうもありがとうございました。

 「切ないの欠片」という言葉の並びが気に入って、まずは詩を書いたのです。それはすぐにここで発表しました。だけどその後にも、ちらほらと動き出す言葉の数々・・・。

 結局、ある人にとって「切ないの欠片」と言えるタイミング、もの、状況はどんな感じだろうか、と思いついてしまって、連続短編としてメルマガで書くことにしました。

 基本的にはハッピーエンドの私ですが、ここにある3作品はハッピーエンドというものではありません。

 まだまだブルーに染まっていて、自分だけの世界の中で、上手に息が出来る瞬間を探している、そんな彼女達なのです。

 誰にでも一度はあるような、苦しくてぐっとくる片思い。それが表現出来ていれば嬉しいな、と思います。

 ありがとうございました。



 2015年8月30日 明紫