そして数日が経つ頃

「優絆の家にも言いにいかねーと」

と翔弥が言った

私の家は色々ややこしくて大変だったけどまぁ親からは賛成されはれて親公認の仲だった


そのころ私たちはこのマンションを買ったの

最初の頃は手をつなぐので精一杯だった

「優絆…キスしたい」

そう一言だけ私の目を見ていった翔弥

私は翔弥の瞳に吸い込まれる感覚に陥った

「うん…私も…したい」

そう言うとゆっくり翔弥は近づいてきて

「んっ……」

初めてのキスをした

初めてのキスは触れるか触れないかの感じだった

それだけでも幸せだった

「やっべ///可愛過ぎるだろ」

そう言ってはにかむ翔弥

その笑顔が大好きだった