「いいですよ、行っても」 「……へ?」 「私は仕事進めときますからどうぞご自由に。隣でうだうだされても鬱陶しいだけですので」 「ありがとう忍ちゃん! 行ってくる!」 忍ちゃんの気が変わらないうちにと、荷物を持って走り出した。 ありがとう忍ちゃん。また帰ってくるからね!