「あの言葉、本気で言ってた!?」 「俺はいつだって本気だけど?」 いけしゃあしゃあと言う蓮央。 まじですか!! 「うそ、どうやったの!?」 「口の中のツボを舌で押したんだよ」 「つ、ツボ?」 「立てなくなるツボ。諒真が言ってた」 諒真さぁーん!! 余計なこと、教えなくていいですから!! 「次からは毎回これやるわ」 そう言って笑った蓮央に、思わず顔を赤くしてしまった。