ジッと見つめていると、蓮央と視線がぶつかった。



「……何見てんの?キスされたいのか?」


「ばっ……!!ちがっ!!」


「分かったよ、仕方ねーな」


「いや、違くて…っ……!」



半ば無理やり唇を奪われ、ベッドに押し倒される。


蓮央の舌が私のそれを絡めとる。



「ちょ、蓮央...!」


「んー…あと少し」


「え……んっ…」



いつもとは少し違うふうにキスされ、数分してやっと解放された。



「はい、終わり。着替えたら?」


「…はぁ...うん……」



蓮央が私の上からどいてくれたので、立ち上がろうとすると。