「怒るなって蓮央。
いいじゃねーか、好かれるのはいいことだ」


「圭太...他人事だって思ってバカにするな」


「ま、他人事だしな」


「そしてさっきから妙に温かい目で俺を見てる赤と緑の2人組もあっち行け」


「「……蓮央さん大変ですね」」


「うっせーよ」




この時間がいつまでも続けばいいな。


笑って過ごせるこの日々が、永遠でありますように。




「さっきー!!さっきそこでコーラ買ってきたから、メントス入れて遊ぼうぜ!」


「諒真さんの顔面に向けて発射するならどうぞ」




彼の笑顔が、心からのものでありますように。



柄にもなく、そんなことを思った。