どうしていいか分からなくなって蓮央を見上げても、蓮央は蓮央でぽかんとして矢崎先生を見ているし。
ど、どうしよう・・・。
「南君」
おろおろしている私を見かねたのか、なんと口を開いたのは矢崎先生だった。
急に呼ばれ、ビクリと肩を震わせる蓮央。
それに構わず、矢崎先生は続ける。
「さっき、そこの金髪の青年が言ったことですが」
「……嘘、だろ?」
「残念ながら、事実です。僕は君に恋愛感情を抱いているようですから」
その言葉に、蓮央の顔が引き攣る。
矢崎先生…どストレートに言ったなぁ。
まぁ、回りくどいよりいっか……。
と、我関せずの顔で見守っていたら。
「え…っと……?
さ、咲誇、俺何て言えばいいんだ?」
「えっ?私!?」
蓮央に急に話をふられて戸惑ってしまう。
何で私!?
そんないきなり言われてもわからないよー!!


