「…嘘だろ……?」
呆然としながら、フラフラ立ち上がる蓮央。
その場の誰もが動けない中、蓮央だけが立ち上がって、組長を睨みつけた。
「てめぇ……何してんだよ!!」
「撃っただけだが?」
「っざけんな!!下手したら死んでたかもしれねぇんだぞ!!」
「お前、私を誰だと思っている?
……銃の扱いなんて慣れたものだ、狙ったら100%外さない」
「そんな事を言ってんじゃねぇ!!
何でコイツを撃ったのか聞いてんだよ!!
仮にも息子だろうが!!!」
今にも掴みかかりそうな勢いで蓮央がそう言うと、組長の表情が……無になった。
「……息子だと?」
フンッと鼻で笑い、組長は続ける。
「私はそいつを息子だと思ったことは一度もないが?」
「な…!?」
「所詮は、血の繋がらないただの他人。
利用するには丁度いいが…少し煩い」
「…何、言ってんだよ……」
あまりの言い方に、蓮央もみんなも、言葉を失ってる。


