───ガラッ!!
いきなり教室のドアが開き、びっくりして見ると、諒真さんが立っていた。
「あ、諒真さん」
どうしてここに?と聞こうとするけれど、諒真さんはそんなことお構いなしに歩に近付く。
「歩!!」
「ん゛〜?」
諒真さんが歩の胸ぐらを掴んで揺する。
歩は起きそうにない。
ぽかんとして見ていると、諒真さんはいきなり歩の腹を蹴り飛ばした。
教室の端まで飛ばされ、苦しげに呻いている歩。
「ちょっ、諒真さん!?」
あまりのことに目を丸くしてしまう。
「てめぇ…!!」
歩がキレ気味に諒真さんをにらむ。
そりゃそうだ。
安眠をこんな形で邪魔されたらね…。


