「蓮央……」 その言葉に…俺の足が止まる。 「蓮央………蓮央……」 絶え間なく呼び続けられる、『南蓮央』の名前。 お前はアイツを、そんなにも…… くそ………!! ──ガァンッ!! 唇を噛み締め、思わず壁を殴ってしまった。 …………やべ。 若干凹んだ… これは怒られるな。 誤魔化すためにあとで絵でも飾っとくか。 と、壁の心配をしていると。