「何にしようかなぁ……」
顎に手を当ててメニューを考えている咲誇。
不謹慎だけど、可愛い。
誰が見ても、100人中100人が可愛いと言って惚れる可愛さ。
ガキっぽいくせに、色気もある。
笑顔なんて本当に華のようで……
あの笑顔と強さに、見事にやられた。
俺の攻撃を受けながらも、笑って逆転しやがった咲誇。
美しすぎるその表情に……俺の目は、完全に奪われていて。
いつしか南蓮央を敵対視していた。
何度、奪ってやろうと思ったことだろう。
何度、襲っちまおうと……俺のものにしてしまおうと思ったことだろう。
でも、あの無垢な瞳を見ると、嫌でもアイツへの想いが伝わってくるんだ。
苦しい。
ムカつく。
悔しい。


