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あれから、数週間経った。
私はまだ蓮央と会うことが出来ていない。
「咲誇、おはよう」
「……はよ、京也…………」
眠い目をこすってテーブルにつくと、京也がコーヒーを出してきた。
「今日、学校行くか?」
「……ごめん、まだ…………」
「そうか……」
京也が心配そうにまゆを寄せる。
「落ち着いたら言えよ、いつでも送る」
「うん……ありがとう」
学校に行く気も起きず、私は1日中この部屋にいる。
京也もたまにしか行かないから、ここには2人でいることが多い。
「沙奈は?」
「さぁな……まぁすぐ帰ってくるだろ」
京也は濁したけれど、私は分かってる。
沙奈は、【睡嵐】の倉庫にいるんだ。
『チャンスだと受け取る』と言われたとおり、彼女は蓮央に会うべく毎日通っている。


