「そんな警戒するなよ。何もしねぇし」 「キスしたじゃん」 「あれはまぁ、ふざけただけだし?」 「最っ低!!」 ゲラゲラ笑っている最低男。 どうも気に食わない。 「アンタのことこれから最低男って呼ぶ」 「やめろよ!京也でいい」 「嫌だ」 「気ぃつえーなぁ!珍しい女だな。名前は?」 「教えない」 それより、蓮央が心配だ。 「蓮央ー?」 蓮央が居たあたりを見まわすと、沙奈という女が立っているのが見えた。