甘々王子にユウワクされて。



そして見せられた画面は。



『バスケ部主将の侑心くんが、めっちゃ地味な子連れて文化祭回ってる!
 うちらの侑心くんなのにありえんくね??
 身の程を知れー!!
 拡散希望!』



SNSのある投稿。


それはアイコンの写真に写っている制服からして、わたしたちの高校の生徒で。


というか……”Meg”というその名前から推測するに、クラスの”坂場めぐ”さんのアカウントで。


明らかに木林くんとわたしのことだった。



「は……性格悪」


「だけどキャプテン、半端ない数拡散されてるのも事実なんすよ。ほら……」



ふと見ると、少し遠くに囲むような女の子たち。


その一番前に、坂場さん。



いったい何人集まっているんだろう。


上履きの色を見るに、学年もバラバラ。