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それから2，3日経った日のこと。
放課後、教室に一人座っていたわたしは、突然開け放たれたドアの音に盛大に驚くことになる。
ぱぁんと大きな音を立てて開かれたドア。
息切れするような吐息も聞こえる。
「え……!?」
驚いて、目を見開いてドアのほうを見てみると、そこには。
「……結羽!?」
しまうまさんの姿が。
部活中なのか、初めてみるTシャツ姿と、上げた前髪。
わたしは驚いたせいで落としてしまった鉛筆を拾って、彼に一応会釈をする。
この時間には誰も来ないと思っていたのに。
