「ん...」



『お前は会社のために頑張ってもらわなきゃいけないんだ』




「い...」




『あなたさえ生まれてこなければ』






「...ん」




『お母さん!

お父さん!


私を置いてかないで!!!』


『俺は君を愛さないから』



「いや!!」




ガバッ




「はぁ、はぁ、はぁ」




夢なんか最近見てなかったのに



あのあと私は、家に帰ったけどお父様に何時間も怒られてしまった



まぁ、しょうがないか


あんな短時間で終るなんて、誰も思わなかったし



もちろん私も...




って!


だめじゃん!!


くらくなっちゃ!!


今日はやることがたくさんあるんだから



さてと



私は今日は引っ越しの準備をしなくちゃいけない



本当は、九条さんと一緒に住むはずだった家だけど



まぁ、しょうがないか




...この家ともお別れだな~笑笑





「うーん!」



よし!
始めよう!




私は引っ越しの準備を始めた


でも、引っ越しでも大きな家具とかは後で行者の人が運んでくれるから、私が片付ける荷物は少ない




バサッ


「った~」


本棚の本を片付けていたら、足が滑って本が落ちてきた




やっちゃった~




「あ...」





落ちてきた本を片付けようとしたらアルバムの中から1枚の写真がひらひらっと落ちた





その写真を見ると胸が苦しくなってきた