今日は金曜日...
九条さんが来る日
さっきっから緊張して胸が張り裂けそうだった
スー
ハー
よし!
食事オッケー
掃除オッケー
大丈夫だよね
ガチャ
「お、おかえりなさい」
そういうと九条さんは眉を寄せて明らかに嫌な顔をされた
でもそれは一瞬でそのあとは前と一緒で私の横を通りすぎた
この前と同じ香りがする
まぁ、愛する彼女がいるんだからしょうがないよね
私は九条さんの後をおった
「あ、あの、九条さん」
声をかけてもこっちを向いてくれない
でも、ここでめげないもん!!
「一緒にご飯食べましょ」
「...いらない」
その声はこの前と同じ冷たい声だった
「そんなこと言わずに!
私、こう見えても料理得意なんですよ?!」
私は強引に九条さんの手を引いてリビングにつれていった