次の日、僕は学校へ向かった。

教室に入っても誰も反応しない。予想通り。

席についてぼんやりラノベとかを読んでいると、ガラガラっと君が入ってきた。

クラスのみんなとあいさつをすると、遠くから僕を見つけ、ほほ笑んでVサインをつきだした。

僕は戸惑いながら微妙にVサインをした。

君の近くにいた女子が「何してるのー」と言うと君ははにかんで内緒と言った。

なんだか僕は体が熱くなった。