僕系男子と甘い勝負



いつかのように、教室のドアに片方の手をついて私を見下ろす


「えっ、あの…羽黒くん?」


突然のことにアタフタする私をよそに、羽黒くんは少し怒ったみたいな顔


「白根さんって、意外と根性ないんだね」


「…な、にそれ」


「あー、それとも何?ただの意地っ張りだったの?負けず嫌い?」


少しも崩さない表情で、私を見ながらそう言う