僕系男子と甘い勝負



「黙ってて」


羽黒くんの端正な顔が、ぐんぐん近寄って


「……っ」


羽黒くんの鼻と、わたしの鼻がぶつかる


「………あのっ」


ギュッと目を瞑りたくなる展開に、戸惑いが隠せない


ち、ちかいよ…。わたし、こんなの慣れてないのに…!


強張っているわたしの顔を見つめながら、フッと軽く口角を上げた羽黒くんは


「……チュッ」


小さくリップ音を立てて、わたしの唇にキスをした


「僕でいっぱいいっぱいな、白根さんは好きだよ」


そんな言葉をお見舞いして……。