僕系男子と甘い勝負



「僕のこと、すき?」


すこしかがんだ羽黒くんと視線が交わる


「いつも言ってる…、」


視線を外したいのに、とらわれたように外せないまま。


「まだ今日は聞いてないよ」


さっきまでと違う、優しく甘い羽黒くん


「すき、だ……ばか」


そんな羽黒くんに戸惑って、弱々しくも対抗してやる


「バカは白根さんでしょ」


羽黒くんがそう言ったと同時に、わたしの前髪を優しくかきあげる


「羽黒くん?…」


なにするの?そう言おうとしたとき……