僕系男子と甘い勝負



ぎゅっと目を瞑って、そう言いかけるけど


やっぱり不機嫌な羽黒くんに怖気付いて、声が小さくなっていく


「…は?バカ?」


「そうだよね…。ごめん!忘れて今の!」


眉にしわを寄せて怪訝そうに見つめられ、慌てて訂正する


「いや、違くて…」


「羽黒くんが、わたしを好きだなんてありえないよね〜!あ、でもあと1年くらい追いかけたら好きになってくれるかな?」


やっぱりまた空振ってしまったことが、恥ずかしくて、わざと明るい声で言い切る


わかってたけど…、期待しちゃうじゃんか!