僕系男子と甘い勝負



「……はぁ。」


羽黒くんは、ため息をひとつ


「行かない…?」


そんな羽黒くんに、早くも心が折れそう


「……行く」


わたしがお弁当箱をもっているのが目に入ったのか、羽黒くんは小さくそう言った


「あ、まって」


スタスタ教室を出て行こうとする羽黒くんの後を慌てておう


よかった…、今日はなにも言われなかった。


昨日の女の子たちは、今日はとても大人しそうにしている


羽黒くんのおかげだな…、そう思うと同時にまた羽黒くんへの好きが増える。