僕系男子と甘い勝負


「でも今回ばかりは、手応えあるじゃん?」


少し不安になったわたしを元気づけるように、たーちゃんはそう言った


「うん、わたしがんばる!」


あーちゃんとのそんな会話が終わると、すぐにお弁当箱をもって教室を飛び出す


羽黒くん…、もしかしたらわたしのことがすきなんて!


大大大進歩だ!!


「はっぐろくん〜」


昨日嫌な思いをしたことなんて、忘れまた羽黒くんの教室へ入る


机に突っ伏している彼を見つけるとすぐに肩を叩いた


「中庭いこっか」


眠たそうな羽黒くんに、にっこり笑顔でそう言う