僕系男子と甘い勝負



「…なるほどね」


一通り話し終えると、あーちゃんは頬杖をつきながらそう言った


「わたしとしたことが、ラインに気づかないなんて…」


わかりやすく落胆する


「それってさ、奏多といたから怒ってんじゃないの?」


「え?わたしが?」


かなたとの関係はよく知ってると思うし…、そんなので怒らないと思うんだけど


「今日なにしてんのってさ、あんずに会いたかったんじゃないの?」


あーちゃんが、羽黒くんからのラインを思い返してそう言う