僕系男子と甘い勝負



「朝から悪口大会?暇そうだね、あんたら」


わたしのよく知ってる柔軟剤の香りとともに、不機嫌オーラ全開の羽黒くんがやってきた


「げっ、出た」


「羽黒くん!」


わたしたちは、対照的な声を上げると後ろを振り返る


「おはようっ」


朝一から会えたのが嬉しくて、つい弾んでしまう声


「………」


絶対に聞こえているはずなのに、見事スルー……


「そんなカリカリしてっと、あんずに嫌われるぞ」


そんな状況を察した奏多が助け舟をだす