僕系男子と甘い勝負



仲良いじゃん!わたし、羽黒くんのこと好きだし!


そう言ってやりたかったけれど、黒い笑顔でわらう羽黒くんを前に、そんな強気になれるはずもなく……。


「なに、妬いてんの?」


そう言ったのは、わたしより一歩前に出たかなた


「なんで僕が妬くの?意味わかんない」


負けじと羽黒くんも、一歩かなたに近づく


「俺とあんずが、俺ん家で2人で仲良く飯食って、2人で仲良くコンビニ来たこと、妬いてんだ?」


また一歩、近づいたかなたが勝気に笑う


「ちょ、かなたやめてよ!それに2人っきりじゃないじゃん」


あわてたわたしはそう言うけど