僕系男子と甘い勝負


「白根さんと僕は、喧嘩するような関係じゃないから」


かなたの声に返事をしたのは、さっきまでフルシカトだった羽黒くん


「そうだよね、白根さん」


足をとめた羽黒くんは、振り返ってわたしにそう言う


「う、うん。」


「ただの同級生だし、喧嘩するほど仲良くないよ。赤岩くんみたいに一緒に夜ご飯食べたりもしないし」


言ってることは棘があるのに、なぜかニコニコした羽黒くん