僕系男子と甘い勝負


「バッ、お前、大好きって…、そんな」


なぜか顔を赤らめた奏多が照れたように言う


「あ、ちなみに大好きなのは奏多じゃなくて、かなたママね!それとお母さんね!」


仕返しだ、と言わんばかりに舌を出してやる


「あっそうかよ!ま、どうでもいいけどよ」


慌てた奏多は、それだけ言うとわたしの取り皿からお肉を奪ってしまう


「あ、ばかなた!やめろぉお」


「よそ見してるから悪いんだよ〜」


「はいはい、追加だよ〜」


お母さんが持ってきてくれたお肉を、キラキラした目で見つめるわたし


「ブッ、本当食いしん坊!」



「うるさいなあ、あんたもでしょ」


そんな風に、奏多とふざけあっていた時、ポケットから携帯のバイブがした