僕系男子と甘い勝負



「なに、食べないの?」


そんなわたしの返事をまたずに、また言葉を続ける


「いや、でも……」


そりゃあ、羽黒くんと一緒にお昼したいけど!


そう思い教室の中をぐるっと見てみる



「またきた、羽黒くんストーカー」


「ここ3日間くらい、見なかったのにね〜」


教卓の傍でひとつの机を囲む4人組女子から、そんな声が聞こえる


明らかに派手そうな、その子たちはわざとわたしに聞こえるように言っているのか……


「もう諦めろっつーの」


お話のこえが大きいのか………。


「つりあわないよね〜」


こ、これは完全に、わざとだな……。