僕系男子と甘い勝負



「白根さんのせいで、お腹ぺこぺこなんだけど」


わかりやすく不機嫌そうにそう言う羽黒くん


「やっぱり、わたしのこと待っててくれたの?」


そんな羽黒くんに、キラキラ期待の眼差しで問いかけるわたし


だってだって、あの羽黒くんが!


いつもだったら目を吊り上げて、用件は?なんて言う、あの羽黒くんが……!



「うん、待ってた」


それだけ言うと、羽黒くんは自分の教室へ入っていってしまう


「え………?」


突然のことに、戸惑うわたし。