僕系男子と甘い勝負



突然、優しく抱き寄せられ思わず強張ってしまう


「白根さん、僕のこと好きなんだ?」


目の前にあるのは、羽黒くんのブレザーで…


「ねえ、どうなの?」


どこかワクワクしている彼の声だけが、頭に届く


「もう、何回も言わせないでよ!」


この状況になんだか恥ずかしくなったわたしは、そんな風に怒ってみせた


「白根さんの取り柄は、素直なとこだよ?ほら、言って」


羽黒くんが、あまりにも優しくいうもんだから……


「好き…、」


「よくできました」


また、彼のペースに乗せられてしまう。