僕系男子と甘い勝負


「…今、どこにいる?」


『家だけど…、走ってるの?』


周りから聞こえる風の音で気づいたのか、羽黒くんがそういった


「うんっ、今から話せるかな」


『白根さんは…、どこにいんの?』


「…私は、もうすぐ学校の前につくよ」


『待ってて』


そういった羽黒くんは、電話を切った。