僕系男子と甘い勝負




「ほらよ」


あれからクレープ屋さんについた私は、奏多からいつものクレープを受け取る


「…ありがと」


いつもだったら、飛び跳ねて喜ぶクレープも、今はなんだか素直に喜べない


「…ったくよ〜、お前らって本当ムカつくよな。見てて俺がムズムズするっての」


食べない私にしびれを切らした奏多がそう言って、わざとらしくため息をつく