「……羽黒も、相当怒ってんだな」 隣で奏多がちいさくつぶやいた 「…うん、でも私は悪くない…もん」 「そっか、まぁあんずがそう言うなら間違いねぇな。ほら、五限目体育だぜ?急ぐぞ」 そう言われた奏多に手を引っ張られて足早に教室へ向かう ………羽黒くん、やっぱり怒ってるよね 確かに沢山嫌なことを言われたけれど、 いくらなんでも私も大嫌いなんて言わなくて良かったのかもしれない…… ううん、ダメだ。 いつも意地悪な羽黒くんの思い通りになってたんだから、今回は私から絶対に謝らない。