僕系男子と甘い勝負


「んじゃ、タッチ交代」


私のよこでそう言ったあーちゃんは、ベンチから立ち上がると奏多の肩をポンと叩き、屋上を出て行った



「そんな顔して、どうしたんだよ」


心配そうな奏多が、さっきまであーちゃんが座っていたベンチに腰をかける



「………言いたくない」



……私を好きな奏多に、羽黒くんの相談をするのは、違うと思うから