僕系男子と甘い勝負


「考えてる事も思ってる事も、なんでも分かり易い白根さんのが僕は好きだった」


どんどん零れていく涙を、羽黒くんは優しく拭いたりなんてしてくれない



「……もういいよ、こんなの意味なかった!」


そう言って、傍にあるお弁当を持ち上げる


朝から火傷しながら巻いた卵焼きも、


ネットで調べて作ったタコさんウィンナーも、


昨日の夜から準備していたハンバーグも