僕系男子と甘い勝負



「いっぱいだね」


「…み、みたいだね」


天気のいいお昼休みは、みんな外で食べたいのか、中庭のベンチは満席状態


「まぁ、ここでいいじゃん」


そういった羽黒くんは、地面に腰を下ろそうとする


「あっ、待って待って!」


慌てて羽黒くんを立たせて、もっていた紙袋とお弁当を包んでいた大きめのハンカチを、羽黒くんが座ろうとしている場所に急いでひく