僕系男子と甘い勝負



「もう、私は1人で帰るっ」


それだけ言うと、羽黒くんの手を振り払って奏多からカバンをとり、家までの道を全力で走った



「あーあ、赤岩くんのせいだ」



「はぁ?羽黒のせいだろ、完全に」


「本当にバカだね、どうみても赤岩くんのせい」


「羽黒のせいだ!絶対の絶対に!」



走っていく私の後ろ姿をみながら、まだ言い合ってる事なんて知らずに……。