僕系男子と甘い勝負




「必ず…、好きにさしてやる」


羽黒くんの背中を見つめながらそう呟く


「あの様子だと、まだまだ続きそうだね。この勝負」


隣で楽しそうにそう言ったあーちゃんは、まぁ勝敗は見えてるけど。なんて言って笑う



「ちょっと、あーちゃん!あなたそれでも友達ですかっ!」


机をバン!と叩きあーちゃんを睨む


勝敗は見えてる、って言うのはきっとあたしの負けを意味していて


「ふふっ、泣かないうちに諦めな〜」


そう言って私の頭にポン、と触れる。


くっそぉ〜…あーちゃんまで、私の味方をしないなんて……


「負けて泣くのはあっちだよ!」


そう言って、手を腰にやる。