僕系男子と甘い勝負



「な、なに今の…」


突然の事で頭がついていかない私は、1人取り残された体育館裏でそうつぶやく



「…おいっ!あんず」


…、羽黒くんが戻ってきたのか?いやいや、羽黒くんは私の事をあんずなんて呼んでくれない

と…なると?

私は視線を声の発信源へ向けた


「……えっ、なんでかなた」


息を切らしたかなたが、膝に手をついてひとつ深呼吸をする


「お前…っ、勝手にマグロ野郎についてくんじゃねえよ」