僕系男子と甘い勝負


「だけど……っ、負けない!」


そういってギュッと拳を作る


「それはただの意地?」


……意地なんかじゃない


羽黒くんを好きな気持ちはどれだけ抑えても止まらないんだ


「白根さんは、やっぱり勝手だね」


口を噤んでいる私に、また羽黒くんが口を開いた


「好きって言ってきたと思ったら、今度は嫌いって言ってくるし」