そう言ったわたしはかなたのお母さんに手を振りながら、もう片方の手でかなたを引っ張って全力で走った 「…はぁっ、はぁ」 校門につき息を整える 「お前…、いきなり走んなよ」 あっちー、と言いながら手をパタパタ仰いでいるかなた 「もう、朝からかなたがモタモタしなかったら走らなくてすんでたじゃんっ!」