僕を愛した罪









「セイくん?」


「何ですか?」





あたしはリビングでずっと黙ったまま座っていたセイくんに話しかけた。

あたしが台所へ向かった時から、どうやらセイくんも宮口さんも、一言も喋っていないみたい。

ほんの少しでも喋れば良いのに。





「セイくんって…料理、出来ない人?」


「…………」




首だけあたしの方を見ていたセイくんが、フイと逸らした。





「ねぇ…セイくん?」


「……ら?」


「へ?」


「……だから、何だって言うんだよ」


「セイくん、お料理出来ない人なの?」


「……別に、良いだろ」




…これ、照れてるよね?

色んな意味で。

顔は赤くないけど、口調とか、目を合わせない所とか。





絶対、照れてるよね?

セイくんって、もしかして…ツンデレ、なの!?