僕を愛した罪








だけど、見渡す限りお米が見当たらない。

お米…お米…ライス…ライス……どこ!?




普通、外に置いてあるはずなんだけど。

別の場所に保管しているのかな?

もしかして炊飯器の中とか?




炊飯器の置いてある場所に戻り、ボタンを押して開けるも。

中身は空っぽ。

見慣れた黒色のお釜があるだけ。

閉じて、あたしは再び辺りを見渡す。




…もしや。

いや、セイくんに限ってそりゃないでしょ。

そう思ったけど、あたしはイチかバチかで、冷蔵庫へ向かった。

あたしが考えたことは、この冷蔵のこの中にお米が入っているんじゃないかってあり得ない説。




独り暮らしをしている割に、大きな冷蔵庫。

あたしは唾を飲み込み、冷蔵庫を開けた。







「……は?」





思わず、声が漏れた。

…信じられない光景が、そこには広がっていた。






冷蔵庫の中に、

あろうことか…






何も、入っていないのだ……。