「髪の毛綺麗だね。なんのシャンプー使ってるの?」







如月先輩が私の髪の毛を触って、その髪の毛をはらっと落とす。


先輩と話していると物凄くみじめになる。




先輩のほうが艶のある綺麗な髪の毛で思わず触れたくなる。


私の髪なんかより全然綺麗。







「えっと……。」



「パフェのお皿下げてもいい?」






如月先輩への返事に困っていると、タイミングよく白銀先輩がやってきた。





「はい、どうぞ。」



「味。」




先輩はその言葉だけいうと、こっちをじっと見ている。


綺麗な顔がわたしを見ていて、顔が少しずつ火照っていく。




どういう意味だろう?