ーーーー キンコーンカンコーン あ、もう帰る時間か。 そう思い、家に帰る支度をしながらあることを思い出す。 お母さんと本の事で朝に喧嘩したんだっけ。 家にまっすぐ帰るのはひけて、図書室で本を読んでから帰ることにした。 ーーーー ガラガラ 図書室のドアを開けてみる。 「やっぱり。誰もいない。よかった。」 本を読むときは一人静かに読みたい。図書室が一番いい。私の居どころ。 そんな事を一人で考えてると、足音が聞こえて来た。 あ、図書室に向かってる。