淡く儚い恋物語 Ⅱ ~貴方との夢~



<興side>






暗い1室



冷たい空気



聞こえるのは何人かが歩き回る足音






不便はない








トイレもあるし


朝昼晩に出される、食べきれないくらいの豪華料理








本棚には参考書から漫画やらまで揃っている









「……はぁ」






乾いたため息が妙に大きく響く毎日














でも、決まった時刻になると俺の身体は少しだけ固まる










5:00












「出ていいぞ」














奴が来たとき